2025.03.21 【当日結果判明】葛飾区でホルモン検査ができる動物病院|猫の甲状腺機能亢進症検査と対策
「最近、愛猫がよく食べるのに痩せてきた」「落ち着きがなく、動き回ることが増えた」このような症状がある場合、甲状腺機能亢進症の疑いがあります。
この病気は、猫の体にさまざまな負担をかけるだけでなく、心臓や腎臓などの重要な臓器にも悪影響を及ぼすことがあるため、早期発見・治療が大切です。
診断にはホルモン検査が必要ですが、対応可能な動物病院は限られています。当院では、専用のホルモン測定機器を導入しており、甲状腺機能亢進症の診断を院内で迅速に行うことが可能です。
また、甲状腺機能低下症、クッシング症候群などのホルモン関連疾患の診断も行えるほか、ブリーダーの方向けに交配の適切なタイミングを知るためのホルモン検査(プロスタグランジン・黄体ホルモン) も実施しています。
今回は、甲状腺機能亢進症の基礎知識や治療法、当院で行える検査について詳しく解説します。
■目次
1.甲状腺機能亢進症の基礎知識
2.主な症状と見分け方
3.診断と検査|当院のホルモン検査の強み
4.治療法の選択肢
5.よくある質問(Q&A)
6.まとめ
甲状腺機能亢進症の基礎知識
甲状腺ホルモンは、新陳代謝を活発にし、エネルギーを生み出す重要なホルモンです。しかし、甲状腺が腫瘍化しホルモンが過剰に分泌されると、常に体が興奮状態になり、さまざまな不調が現れます。
この病気は猫に多く、8歳以上のシニア猫に発症しやすいことが特徴です。
主な症状と見分け方
甲状腺機能亢進症の代表的な症状には、以下のようなものがあります。
・食欲が増しているのに痩せていく
・多飲多尿(たくさん水を飲み、尿の量も増える)
・落ち着きがなく、部屋中を駆け回る
・目つきが鋭くなり、顔つきが変わったように感じる
・嘔吐や下痢を繰り返すことがある
これらの症状が見られたら、早めに動物病院で検査を受けましょう。
診断と検査|当院のホルモン検査の強み
甲状腺機能亢進症の診断は、以下のような検査を組み合わせて行います。
・視診・触診:甲状腺の腫れや異常を確認します。
・エコー検査:甲状腺の状態をより詳しく評価します。
・血液検査(甲状腺ホルモン測定):T4(総サイロキシン)やTSH(甲状腺刺激ホルモン)の値を確認します。
・追加検査(必要に応じて):尿検査、血圧測定、眼科検査 など
当院では、院内にホルモン測定機器を完備しているため、甲状腺ホルモンの測定がスムーズに行えます。 そのため、外部機関へ検査を依頼するよりも短時間で診断が可能となり、より早く適切な治療に進むことができます。
さらに、甲状腺機能低下症やクッシング症候群などのホルモン異常、繁殖管理に役立つ女性ホルモンの測定(プロスタグランジン・黄体ホルモン)も可能です。
ブリーダーの方には、適切な交配時期や排卵タイミングを知るための検査もご案内できますので、ぜひご相談ください。
治療法の選択肢
甲状腺機能亢進症の治療には、大きく分けて「内服治療」「外科手術」「放射線治療」の3つの方法があります。
<内服治療(最も一般的な治療法)>
甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬を毎日服用する方法です。
・メリット:手軽で費用が比較的安価
・デメリット:一生涯の投薬が必要、副作用のリスク
甲状腺ホルモンの値が安定するまでの投薬開始後3カ月間は、定期的な血液検査を行い、ホルモン値を確認します。ホルモン値が安定した後も、2~3カ月ごとの定期健診が必要です。
<外科手術(特殊なケースで実施)>
甲状腺の腫瘍を摘出する方法です。甲状腺腫瘍が大きくなり、気管や食道を圧迫するなどの症状が出てきた場合に選択されることがあります。手術後に甲状腺機能低下症になるリスクもあります。
・メリット:根本治療が可能
・デメリット:外科手術の負担が大きい、甲状腺機能低下症の治療が必要
<放射線治療(現在、日本では実施不可)>
ヨウ素を用いて甲状腺の腫瘍細胞を破壊する治療法です。アメリカでは副作用が少ないにもかかわらず効果が高い治療として知られていますが、現在の日本では法律上の問題で受けることはできません。
・メリット:副作用が少なく、完治の可能性がある
・デメリット:日本では受けられない
よくある質問(Q&A)
Q:甲状腺機能亢進症は猫だけの病気ですか?
A:犬も発症することはありますが、猫の方が圧倒的に多い病気です。
Q:他の病気と間違われる可能性はありますか?
A:はい。心臓病や他のホルモン異常とも症状が似ているため、正確な診断にはホルモン検査が必要です。
Q:避けるべき食べ物はありますか?
A:ヨウ素を多く含む海藻や貝類、一部の魚(タラなど)は控えた方が良いでしょう。
まとめ
甲状腺機能亢進症は、進行すると心臓や腎臓に負担をかけ、健康に大きな影響を及ぼす病気 です。しかし、適切な検査と治療によって症状をコントロールし、健康を維持することが可能です。
当院では、ホルモン測定機器を完備しており、甲状腺機能亢進症の診断をスムーズに行えます。さらに、クッシング症候群や甲状腺機能低下症、ブリーダー向けのホルモン検査も対応可能です。
「最近、食欲があるのに痩せてきた」「落ち着きがなくなった」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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■当院の診療案内はこちら
葛飾区高砂にある【アルファ動物病院】
TEL:03-3609-6304
診療時間:10:00~12:00|15:00~19:00 ※受付18:30まで
休診日:日曜・祝日
住所:東京都葛飾区高砂8-30-12
駐車場:専用駐車場1台あり(病院の1階が駐車場です)
最寄駅:京成高砂駅(京成線)から徒歩5分
駅改札を出て、左の階段を下り、踏切のある道路を(バスが通っています)、踏切を背にしてまっすぐ歩きます。
ひとつめの信号(角に伊勢屋さんというおにぎりやさんがあります)をとおりすぎたらすぐ、道路の左側にあります。1階が駐車場、2階が病院になっています。